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ジャケット/タイトル パッケージに関するデータ/コメント
曲の内容に関するデータ/コメント
シングル:たんぽぽ

A面
たんぽぽ
B面
一人で行くさ
1971年10月10日発売 
マッシュルーム=デノン・レーベル(発売元:日本コロムビア)
レコード番号:CD-137-Z(スタンパーのマトリクス番号:SN-319/320)
価格:\400

グレー・マッシュルームの盤レーベル
デノン仕様の内袋
ジャケットにデノン・ロゴがあり、盤レーベルはグレー・マッシュルームで、内袋はデノン仕様。
(盤レーベルと内袋については、こちらを参照)

*ちなみに、「DENON」は日本コロムビアのブランドで、ステレオ等のオーディオ機器に使われる時の読み方は「デンオン」だが、この時期のレコード・レーベル名では「デノン」とされた。
従来の歌謡曲は「コロムビア」レーベルでリリースされたが、それと並行して新しく若いイメージで、この「デノン」レーベルが使われたようだ。
なお、2001年10月1日、日本コロムビアのAV・メディア関連機器の事業を分割し、その名も「(株) デノン」が設立された。 これ以降、オーディオのブランドも「デンオン」から「デノン」に変更されることになる。

同じレコード番号で値上げされた\500盤もある。

後には、同じレコード番号で、ジャケットのデノン・ロゴが無く、盤レーベルがブルー・マッシュルーム、内袋がコロムビア仕様の再発プレスがあった可能性があるが、現品未確認。

歌詩カード部分に大橋一枝によるライナー・ノーツ掲載。
たんぽぽ (3分04秒)
作詩=大野真澄/作曲=堀内護/編曲=ガロ

リード・ヴォーカルは堀内護
(声のヴィブラートは、英国のフォーク系シンガー・ソングライターであるドノヴァンの影響とのこと)

曲もドノヴァンの「ラレーニア」を意識して作ったらしい。
大野真澄の詩は最初「小鳥は空を舞い〜」で始まっていたが、堀内の意見で「小鳥は空を飛び〜」になったという。
タイトルは、やはり英国のローリング・ストーンズの「ダンデライオン(たんぽぽ)」から?
(曲調はストーンズのはポップだが…、ストーンズの曲では「レディ・ジェーン」などの影響はあるかも)

アルバム『GARO』収録版とはミックスが異なるが、その詳細はこちらにて。

このシングルがリリースされる以前の1971年8月『全日本フォーク・ジャンボリー』でのライヴ・テイクも発表されている。
朝倉理恵のLP 『あの場所から』、「たんぽぽ」の他に「学生街の喫茶店」「君の誕生日」も収録
同名異曲の太田裕美「たんぽぽ」のシングル
(詳細は「フォーク・ジャンボリー音源」の項にて)

朝倉理恵によるカヴァーが、アルバム『あの場所から』(右上の写真)に収録。

また、太田裕美(右下の写真)、ジャンク(米山拓己作詩・作曲・編曲、「コッキー・ポップ」のオムニバス・アルバムAV-3018で聴ける1973年の作品、詩も曲もアレンジも歌唱もガロ版の姉妹篇としか思えない、アーティスト名義のようにポール・マッカートニーの「ジャンク」にも似た印象だが、英国トラッド風というよりN.S.P.チック)、かげろう、小坂明子、谷山浩子、アンデルセン、そして最近ではタンポポ(!) や19(ジューク)等、同名異曲は実に数多い。
(ちなみに、「たんぽぽ」という名前のグループは、1970年代にも存在していました)
一人で行くさ (3分03秒)
作詩=日高富明/作曲=日高富明/編曲=ガロ

リード・ヴォーカルは日高富明。

ガロの初レコーディングは、ギターとコーラスで参加した、かまやつひろし版の「四葉のクローバー」だが、この「一人で行くさ」は単独のガロ名義としては初めての録音だったとのこと。

アルバム『GARO』収録版とはミックスが異なるが、その詳細はこちらにて。

ライヴ・テイクがアルバム『GARO LIVE』に収録。

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