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タイトル/ジャケット
パッケージに関するデータ/コメント
パリ 1969/加橋かつみ
KAHASHI KATSUMI
APRIL 1969 PARIS

帯/帯コピーは「加橋かつみが沈黙をやぶってあなたに贈る !!」 アルバム:パリ 1969/加橋かつみ
ジャケット裏面も白一色で、右下に直筆で書かれたタイトル印刷
(↑ジャケット裏面)
これが歌詩カード/左欄のジャケットとほぼ同じ縮小率です[LP] 1969年12月20日発売
[発売日では、1970年1月(5日)となっている資料もある]
レーベル:フィリップス(発売:日本ビクター)
レコード番号:FX-8004 価格:\1900

3面見開きジャケット。
レコードは上部から出し入れする仕様。
歌詩カードは、加橋?が直筆で書いたものを、縦に長く薄い紙に印刷(右写真→)
ジャケットは内側も全編モノトーンのデザイン
(↑3面ジャケットを見開いた内側)

オリコンのLPチャートでは最高15位。 ランクイン中の売り上げ枚数は25,000枚。
[CDでの再発売]
[CD] 1994年 5月25日 フィリップス(発売:日本フォノグラム)
番号:PHCL-8019 税込\1500
なお、このアルバムより「花の世界/つばさ」がシングル・カットされた。
シングル「花の世界」/ジャケット写真はアルバムでは使われていないショット1970年 1月 5日発売
レーベル:フィリップス(発売:日本ビクター)
レコード番号:FS-1106 価格:\400

オリコンのシングル・チャートでは最高58位。
ランクイン中の売り上げ枚数は17,000枚。
レコーディング・データ等
録音=1969年4月
パリのC.B.E RECORDING STUDIOにて
エンジニア=BERNARD ESTARDI
プロデューサー=川添象多郎
A BARCLAY RECORDING
曲の内容に関するデータ/コメント
- 曲タイトル 演奏時間 作詩 作曲 編曲
A面 1 花の世界
FLOWER WORLD
2分58秒 加橋かつみ 村井邦彦 オーケストラ編曲/指揮
JEAN-CLAUDE PETIT
(ジャン=クロード・プチ)
2 ディン・ドン
*歌詩カードでは「ディン ドン」
DING DONG
2分36秒 加橋かつみ 加橋かつみ
3 雨上がりと僕
*歌詩カードでは「雨上りと僕」
I'M STANDIN' AFTER THE RAIN
2分59秒 加橋かつみ かまやつひろし
4 バイバイ・シティー
*歌詩カードでは英語タイトル
BYE BYE CITY
2分42秒 F. PORTERIE
MARK NITTA
P. GROSCOLAS
5 太陽の眼の女の子
*歌詩カードでは「太陽の目の女の子」
A GIRL WITH SUNNY EYES
2分50秒 加橋かつみ JACQUES REVAUX
JEAN-CLAUDE PETIT
6 つばさ
WINGS
2分23秒 山上路夫 村井邦彦
B面 7 この世を逃れて
*歌詩カードでは英語タイトル
TO THE WORLD FAR AWAY
2分54秒 福沢エミ
R. BERNET
JACQUES REVAUX
8 夕陽を探して
SEARCHIN' THE SUNSET
2分42秒 安井かずみ 村井邦彦
9 朝に見た夢
DREAM I SAW THE MORNING
2分41秒 加橋かつみ 加橋かつみ
10 愛の言葉
WORDS OF LOVE
2分40秒 加橋かつみ JEAN-CLAUDE PETIT
11 星に祈る
PRAYING FOR THE STAR
2分44秒 加橋かつみ 加橋かつみ
12 水の輪
WATER RING
3分24秒 加橋かつみ 加橋かつみ
日本オリジナル・キャストによるアルバム『ヘアー』なお、1969年12月5日から翌年2月25日の間、加橋が主演格の舞台ミュージカル『ヘアー』が東京・東横劇場で上演された。 松竹製作だが、実質的な招聘元とプロデューサーは、加橋も親しくしていたレストラン「キャンティ」の川添浩史・象郎父子だった(象郎は、この加橋のアルバムのプロデュースでクレジットされている川添象多郎だが、そのパリでのレコーディング時に『ヘアー』と出会ったという)。
加橋のソロ・アルバムは、その上演中に発売されたわけである。

このミュージカルは1967年に米国で初上演。 体制に対する若者の抗議といったテーマもさることながら、劇中に全裸シーンのあるロック・ミュージカルとして話題を呼び、世界各国でも上演された。
米国での舞台のオリジナル・キャストが録音したアルバムのみならず、劇中の曲をカヴァーしたフィフス・ディメンションの「輝く星座(アクエリアス〜レット・ザ・サンシャイン・イン)」、カウシルズの「ヘアー」、オリヴァーの「グッド・モーニング・スターシャイン」が1969年前半に連続大ヒットしたことで、一般的なポップス・ファンにも大いに注目された。

有名な2曲のカップリングでシングル・カット加橋も含む日本オリジナル・キャストによって録音されたアルバムも、公演終了後の1970年3月5日に発売された(RCA/ビクター SRA-5168、CDは1999年9月22日発売 RCA/BMGファンハウス BVCK-38043)。
このアルバムは、柳田ヒロや水谷公生等が演奏を担当し、小坂忠や後にガロを結成する堀内護や大野真澄も参加していることで有名。
また、このアルバムからは「ヘアー」「アクエリアス」がシングル・カットされたが(RCA/ビクター SS1939)、この2曲は加橋のリード・ヴォーカル曲ではない。
ちなみに加橋かつみ全ディスコグラフィーは、本人公認ファンサイト「KATSUMI KAHASHI WEB」に掲載されていますので、ご覧ください。
[欄外コラム(15)] 沢田研二と加橋かつみのソロ・アルバム制作の背景こちらへ
作成を進めていく途中で、(当方で確定できない)様々な疑問点が生まれてきました。
各ページ内で触れる場合もありますが、触れきれない部分はこちらのコラム欄で取り上げます。
当方が未見の記事や関係者の証言等で、(当方にとって)納得できる結論が導き出されるまで、
疑問のまま問題提起しておきたいと思います。
(一応、当方が考える仮説も提出しておきますが、もちろん解決したら、それを掲載します)
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