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タイトル/ジャケット パッケージに関するデータ/コメント
GARO 3
「ガロ・サード・アルバム」とクレジットされた帯/コピーは「独自の世界を歌い上げて、ついにトップ・グループにのし上がったガロ 全曲オリジナルで綴る必聴のサード・アルバム登場」 アルバム:GARO 3
こちらの帯には、大きく「涙はいらない」とクレジットされているが、帯コピーは上記と同一 ジャケット裏面/表側の逆焼き
(ジャケット裏面)
見開きジャケット内側
(見開きジャケット内側)
[LP] 1972年12月10日発売
マッシュルーム=デノン・レーベル(発売元:日本コロムビア)
レコード番号:CD-7042-Z(スタンパーのマトリクス番号:JX-341/342) 価格:\2000
歌詩カード写真
ジャケットにデノン・ロゴがあり、盤レーベルはグレー・マッシュルーム。
見開きジャケット。 帯は2種類ある(どちらも同じ「NOW FEELING '73」のキャンペーン・マークがあり、帯コピーも同一なので、どちらが先だったのか確定しないが、収録シングル曲名を大きくフィーチャーしている点は『GARO』『GARO 2』のセカンド・ヴァージョンの帯と同じなので、左欄中央の方が後のものかもしれない)。
歌詩カードの表紙に使われた写真は、シングル「涙はいらない」と同ポーズだが、微妙に違う(右の写真)。
\2200の値上げ盤もある。

後には、同じレコード番号で、ジャケットのデノン・ロゴが無くなり、盤レーベルがブルー・マッシュルームの再発プレスがあった可能性があるが、現品未確認。 また、後期にはシングル・ジャケット仕様になっていたかもしれないが、それも現品未確認。
(盤レーベルについての詳細は、こちらを参照)

オリコン最高位12位、売上枚数81,000枚以上。
[LP] 1979年 8月25日
マッシュルーム・レーベル(日本コロムビア) CD番号:LZ-7022-Z \2000

レコード番号を変えての再発LP盤。
シングル・ジャケット仕様で、歌詩カードも歌詩だけの1枚ものに変更。
レーベルはブルー・マッシュルーム。 ジャケットのデノン・ロゴ無し。
[CD] 1998年6月24日
マッシュルーム・レーベル=アルファミュージック(東芝EMI ) 番号:ALCA-9186 税込\2100

CDでの再発売。
LP仕様の歌詩カードを再現したパッケージだが、歌詩カード裏面の広告(マッシュルーム・レコードのカタログ)部分、および見開きジャケット内側部分は欠落。 ジャケットのデノン・ロゴ無し。 外側には「マッシュルーム」の小さいシールが貼られていた。 ライナー・ノーツは、黒沢進&佐野邦彦。
レコーディング・データ/
メンバー以外の参加ミュージシャン等
曲の内容に関するデータ/コメント
スタジオ=モウリスタジオ/コロムビア・スタジオ/TSCスタジオ
録音日=1972年7月〜10月
ミキサー
=岩崎敏郎/黒田典夫/吉沢典夫
ミックスダウン・ミキサー
=三尾喜夫/吉沢典夫/岩崎敏郎
フォトグラフ=篠山紀信
ジャケット・デザイン=増田光子
プロデューサー=村井邦彦/瀬尾一三
プロデュース=マッシュルーム・レコード株式会社

ピアノ=柳田ヒロ/羽田健太郎
ベース=岡沢章/高中正義/寺川正興/小原礼
ドラムス=チト河内/高橋幸宏
パーカッション=川原直美/川原正美
ストリングス=新室内楽協会
(参加ミュージシャンのクレジットは、各曲ごとには無い)
プロデューサーは、この前後の時期での他のアルバムのように、ミッキー・カーチスではない。

このアルバムにも参加している小原礼と高橋幸宏が加わって、「ガロ&バックバンド」として活動していた時期がある。

本人も持っていないという荒井由実のレアなデビュー・シングル「返事はいらない」/後に収録されたアルバム『ひこうき雲』とはAB面共に別ヴァージョン クレジットは無いが、このメンバーで、かまやつひろしと共に、荒井由実の幻のデビュー・シングル「返事はいらない/空と海の輝きに向けて」(1973年11月5日発売/右の写真)のバッキングをつとめたと言われることもある。
ちなみに、1996年夏に開催されたライヴをCD化した荒井由実名義の『The Concert with old Friends』には、コンサート・パンフレットを再現したブックレットが付いていたが、その中で「(このシングルの)バック・ミュージシャンは、かまやつひろし、ガロなど」と記されている。
確かにギターは日高富明らしいサウンドだが、堀内護は参加した記憶は無いようだ。
A面 1 涙はいらない (3分54秒) 作詩=堀内護 作曲=堀内護 編曲=宮本光雄
2 愛の言葉 (2分43秒) 作詩=堀内護 作曲=堀内護 編曲=宮本光雄
3 オールド・ファッション・ラプソディー (2分34秒) 作詩=日高富明 作曲=日高富明 編曲=宮本光雄
4 心の鍵 (3分47秒) 作詩=日高富明 作曲=日高富明 編曲=ガロ
5 時の魔法 (3分27秒) 作詩=堀内護 作曲=堀内護 編曲=宮本光雄
6 一人にしないよ (2分03秒) 作詩=日高富明 作曲=日高富明 編曲=ガロ
B面 7 木馬 (3分27秒) 作詩=堀内護 作曲=堀内護 編曲=ガロ
8 遠い春 (3分10秒) 作詩=堀内護 作曲=堀内護 編曲=ガロ
9 ディスカバー・ピクニック (3分17秒) 作詩=大野真澄 作曲=大野真澄 編曲=宮本光雄
10 僕のすべて (4分34秒) 作詩=日高富明 作曲=日高富明 編曲=ガロ
11 幸福 (3分07秒) 作詩=大野真澄 作曲=大野真澄 編曲=宮本光雄
12 明日になれば (3分25秒) 作詩=日高富明 作曲=日高富明 編曲=宮本光雄

「涙はいらない」「明日になれば」はシングルにもなった。
「涙はいらない」はシングルと同ヴァージョンだが、「明日になれば」は別ミックスの短縮ヴァージョン。
(こうしたヴァージョン違い等についての詳細は、こちらにて)

「涙はいらない」「時の魔法」「木馬」「ディスカバー・ピクニック」のライヴ・テイクが『GARO LIVE』に収録。
「オールド・ファッション・ラプソディー」は、このアルバムのCD版では「オールド・ファッションド・ラプソディー」とクレジット。
「ディスカバー・ピクニック」は、ガロがゲスト出演した1974年4月27日公開の堺正章主演映画『街の灯』で、挿入歌として使われた(ただし、同映画にガロの歌唱シーンは無い)。

「遠い春」、および「明日になれば」のアルバム・ヴァージョンはベスト編集盤にも収録されたことはなく、このアルバムでしか聴けない。
なお、オリジナルLPには編曲=ガロとクレジットされていた5曲だが、再発LP(LZ-7022-Z)では以下のようにクレジットされている。 「心の鍵」=瀬尾一三、「一人にしないよ」=日高富明、「木馬」=堀内護、「遠い春」=堀内護、「僕のすべて」=日高富明。 すなわち、「心の鍵」以外は作詩・作曲したメンバーが編曲もしたということ。
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