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ザ・タイガース 映画出演リスト
ドリフターズですよ!前進前進また前進 (ゲストでの映画初出演)
ザ・タイガース 世界はボクらを待っている (映画初主演)
クレージー メキシコ大作戦 (沢田研二のみゲスト出演)*上記ページに併記
ザ・タイガース 華やかなる招待 (主演映画第2作)
ハーイ!ロンドン(主演映画第3作)
・日本一のヤクザ男(沢田研二のみゲスト出演)
喜劇 右向けェ左!(タイガースとして最後にゲスト出演した映画)

タイトル/ポスター 歌唱シーン
日本一のヤクザ男
沢田研二は、ポスターでは 6番目にクレジットされており、刺青した上半身をはだけてドスを構えた写真も使われているが、映画にそんなシーンは無い
サムライ・ニッポン (1分15秒=映画よりの実測)
作詩=西条八十、作曲=松平信博
昭和 6年(1931年)の日活映画主題歌で、徳山l(たまき)が唄った。
ちなみに、この時の映画は脚本・監督=伊藤大輔、主演=大河内伝次郎だが、印象的な主人公・新納鶴千代のキャラクターと共に、時代劇の代表的作品の一つとして、その後も阪東妻三郎、東千代之介、田村高廣、三船敏郎で再映画化されている。
郡司次郎正の原作および映画のように「侍ニッポン」と表記されることも多いが、歌のタイトルとしては「サムライ・ニッポン」が正規のようなのだが…。

着物姿で右手に扇子を持った流しの歌手役の沢田研二が、ギター弾きと一緒に居酒屋に「こんばんは」と入って来て、いきなり唄い出す。 そして、画と同じく生ギターの伴奏のみで、4番まである歌の2番まで唄って消え去る。 その間、1分15秒。
登場するのはストーリーとは関係ない、このシーンのみ。

どう考えても単なるゲスト出演だが、沢田研二の映画でのクレジットは4番目。 まだタイガース活動中だったとはいえ、映画のポスターにも単独で登場しているし、やはりクレージーキャッツの映画 『クレージー メキシコ大作戦』に(ノークレジットで)単独ゲスト出演した1968年当時と事情は大きく異なり、沢田研二に対する渡辺プロの特別扱いが明らかに表面化した一例ではないでしょうか(当時、人気凋落中のクレージー映画の助っ人という要素も多少はあったとも思われるが、タイガースの人気もまた、全盛期を過ぎていた時期なのだが…)。
データ
1970年 6月13日(土曜日)封切 東宝系公開
同時上映:『喜劇 負けてたまるか!』(こちらが併映作品)

渡辺プロ作品/東宝配給
上映時間 1時間31分
製作=渡辺晋+田波靖男/脚本=田波靖男/監督=古澤憲吾/撮影=長谷川清/音楽=山本直純
出演=植木等/司葉子/野川由美子/沢田研二/小林夕岐子/田崎潤/安部徹/睦五郎/藤田まこと/ハナ肇/他
ビデオは、ビデオ時代初期である1980年代前半には発売されていたが、ほとんど一般的には流通しなかったはず(東宝ビデオ TG0580 \22000)。
現在は、レーザーディスクで発売されている(東宝ビデオ TLL2539 税別\6000)。

また、クレージーキャッツの映画でしか聴けない音源がCD『クレージーキャッツトラックス』(正編の2枚組TOCT-8057/58、および完結編TOCT-9181の合計CD 3枚分、いずれも東芝EMI )にまとめられているが、映画フィルムに焼き付けられた光学サウンドトラックから起こされたものではなく、それ以前の段階である磁気テープ録音の素材が使用されている。 そこには当映画の音源も収録されているが、(当然ながら)沢田研二歌唱部分は未収録。 しかし、おそらく素材テープは存在すると思われる。
ザ・ピーナッツや中尾ミエ、中山麻里の歌唱も、クレージーキャッツとの掛け合いであれば収録されているので、今後はクレージーキャッツ以外の歌手の音源集成に期待したい。
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